キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「クラウン」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

クラウン(2015)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

 

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映画『クラウン』予告編

 

映画学校の仲間ジョン・ワッツとクリス・フォードがYouTubeに投稿したフェイクのホラー映画予告から生まれた作品。元になったフェイク予告編のクレジットに「キャビン・フィーバー」「ホステル」の監督イーライ・ロスの名前を記載していたところ、それを見たロス本人が映画化を提案。ロス製作により映画化に至った。息子の誕生日にクラウン(道化師)の衣装を着て祝った父ケント。しかし、衣装が脱げずに、やがてその衣装が肌の一部になり始め、自分が変わり始めていることを感じ取る。ケントは子どもたちをむさぼり喰う悪魔クロインにとり憑かれてしまっていた。


見所:イーライロス監督は本当に最高だ。子供を食う残虐ピエロってあたりが本当に気分が悪いし、見てられへんあたりが最高。

ピエロといえば、日本ではあのマクド〇ルドの病的な彼からスリップノットのメンバーみたいな馴染みかと思うが海外では、子供のパーティとかに登場する陽気な「道化師」だそうで。子供を喜ばせようとするあまり、ピエロの衣装を着て脱げなくなったという父親も切ないし、ついでにそれば自分の抑制きかへん化け物になっていって、なんならわが子を襲おうとしてしまうあたりが、胸糞悪い。あんまり残虐なシーンは少なめ(たぶん)で、どっちかってと、おかしくなって疾走する旦那をかばいつつも疑問を抱いていく妊娠中の妻と常識的な家族みたいな主軸もいい。無邪気に声をかけてくる子供を食い散らかすシーンとか、さすがにイーライロスでも描写避けるのねって具合だったが、それでも十分気分悪かった。つまりいい映画でした。

 

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ま、、まじでとれねえ

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いや、無理やから!

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んで最終的にひんどいピエロに。

 
 

 

 

まぁまぁストーリー性あるけど、オカルト好きな人と青春映画とかおざなりな感動映画とか見過ぎている人には向いているかもしれない

 

 

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「無限の住人」1点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう。で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 無限の住人(2017)

点数:1
失敗したカップラーメンレベル

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映画『無限の住人』予告編

 

100人斬りの異名を持つ万次(木村拓哉)は、わなによって妹を失い、謎の老人に永遠の命を与えられる。死ぬことのできない無限の体となった今、斬られた傷は自然に治るが、剣術の腕は落ちていた。ある日、孤独な万次の前にあだ討ちを頼みたいという少女・浅野凛(杉咲花)が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は、凛と共に剣客集団・逸刀流の首領である天津影久(福士蒼汰)の命を狙う。


見所:個人的にはヒミズぶりにひどい作品。原作ええやつ実写化したらロクな事あらへんよなという悪い一例。金のある球団が4番バッターばかし集めてもチームとしてはさして強くならんよね的な結果。

つ珍しく全巻そろえた漫画の一つである本作品、木村拓哉さんが主演という時点で、これは終わったなと思っていたが、とはいえ、いつか見ねばと思っていて、CATVでやっていたので、半ば義務感から見てみたら、想像を絶するひどさやった。

  • 殺陣が全体的に雑
  • ぼそぼそいうセリフ回し多すぎ
  • 杉咲さんから復讐したるって気概が一ミリも感じられない
  • 杉咲さんがギャーギャー言うシーンはうるさいだけ
  • 原作の持ち味でもある残虐性・凌辱性を再現できないなら作らない方がいい
  • 大人数との殺陣が冗長的すぎ
  • 衣装、日本橋あたりのコスプレの人にしかみえへん
  • 豪華キャストもったいない
  • 尸良のラストの血しぶきは何かの冗談ですか 
  • 無駄にええ話しようとしすぎ
  • 最強過ぎる槇絵・吐鉤群弱すぎ

とかとか。

個人的には、この作品、「ひでぇ、、」と吐きそうになりそうな残虐性・凌辱性にフォーカスあたった“悪人”と対峙する”善人”として人殺し。人殺しという点からみたら、善も悪もないのではないかとジレンマ。が、そこに家族の復讐劇という感情移入から、読者目線は、“善”としての殺人を良しとせざるを得ないストーリー性と、“不死”で死にたいと言いつつ、生きがいを感じてしまった先には、やはりただの人殺しがある主役万次の価値観と、それぞれ闇を背負った戦わざるをえない「逸刀流」の面々と政府・無骸流との対峙といったところだが、結果からいくと。

 

その辺の良さまるで再現されてねええ

 

というあたりで、かつ暗めで長め、セリフ回しは木村さんを筆頭にぶつぶついわはるし、終始眠かった。気になるところと突っ込みどころ満載だったが、とりあえず、一番気になったのは、

 

なんかええ話にもっていこうとしすぎ

 

原作でもたまにぽろっと、万次さんが言い事いうシーンとかあるが、基本ドライなテイストでええ加減でかつ実はそんなに強くない(不死がゆえ強い)ってノリと最強すぎる登場人物がよかったのに、やたら、ええ事いうシーンとかでストリングス流れて、お涙頂戴にもっていこうする感じは、ほんと近年の日本映画にありがちな劣悪の極み。

あと、杉咲さんは、完全にミスキャスト。想いのたけを叫ぶ!みたいなシーンは子供がおもちゃ買ってくれとぎゃーぎゃー言ってるぐらいにしか聞こえへんし、なんつーか、目に親の復讐したんねん感が皆無で、その辺のテンションが眠気に拍車をかけられた気がする。

と、まぁマジメにファンからすると怒りを覚えるぐらいだったが、福士さんや市原さんとかは適役だった気もする。

結果からいくと、あの壮大な話を二時間ぐらいでまとめるのは無理なので、もちょっと一部の話にフォーカスあてて、売れたら他バージョンもやるよ、ぐらいでよかった気がする。

 

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木村拓哉さんが好きな人はみたらいいと思う。

 

 

 

最近よく著名人亡くなるな。調べる事に追われ気味

ここんとこ向き合うことと単に調べる事に追われ気味だ。
とかいって、サメ映画とかホラー映画とか見てるんけど。

最近忙しい?と聞かれたら、暇と返すようにしている。
誰かに強要された事は目の前に一つもないし。

 

それにしても、こうまで、俺の感覚は、遠いところまで来てしまったのかと

思うにふさわしいの出来事が多数。いいとされるものがいいと思えないし

一体、それは正しいのか?と疑問に思う事だらけだ。

が、えてしてそういう時の「正しい」は、数で勝負しているだけの時は多々なので
結局、7割ぐらいは、そこに意志なぞないにほかならない。

 

考えてもしょうがないことは考えない

が、近頃の命題だ。

 

そろそろnoteを活用しようかと思っているので

そうなると、ここは映画レビューだけになりそうな。

まぁそれはそれか。

5月に久しぶりにイベントするってので
その準備と、並行して起きる家の出来事だ。

 

見失うなよ、俺。

 

ここ数日、よく人がなくなる。
毎日どこかで人はなくなるのだが、ミュージシャンや俳優さんがなくなると、彼はなくなっても作品が残るよねと思う。

 

そう、ありたいものね。さて、曲かこ。

 

www.mixmag.jp


The Prodigy Their law live Rock Am Ring 2009 1080p

FUJIROCKで見た時、きゃーきゃーいって盛り上がらせていただきました。

 

 

www.bbc.com

彼が主演のとんでもないカス宇宙人映画がけっこう好きやった。

 


ワイルド・スピード スカイミッション エンディング -For Paul-

最近の話ではないけど、ワイルスピードのポールウォーカーさんの死は、まるで知らなくんて普通にこの映画見ててエンディングで、追悼モードになって、泣けてしまった。

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「海底47m」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

海底47m(2017)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

 

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『海底47m』映画オリジナル予告編

 

メキシコで休暇を楽しむ姉妹のリサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)は、「シャーク・ケージ・ダイビング」という方法で、海の中にあるおりの中から野生のサメを見ることにする。サメの迫力に興奮する中、突如ワイヤーが切れおりは水深47メートルの海底まで落下してしまう。無線は届かず、ボンベの酸素もそう長くはもたない極限状態で、姉妹はおりを囲む人食いザメにおびえながらも生還を目指す。


見所:サメよーできてるし、おねーちゃん、ちゃんと演技しはるし、あ、そーですかって終わり方も素敵

ここ最近のサメ映画といえば、基本的に脈絡なく砂浜を潜ってみたり、とりあえずデカくなったり、空飛んでみたり、メカになったりと、ええ加減のが多かったのが、原点回帰的に2017年あたり真面目なサメ映画が公開されたの2本目、1本目はもちろん、おねーちゃん可愛かったなの記憶しか残らないでお馴染みのロストバケーション。ストーリー的には、まぁ非日常ではっちゃけた結果ろくでもない結果に合うって、イーライロスのホステル的なノリだが、そこまで絶望的ではござんせん。とりあえず、現地で知り合ったのにーちゃん達もそれなりに人道的で助けようとしてくれます。あれ、割とええ人なんね、的。そして、サメちゃんですが、ライトな言い方すると、迫力あって素敵。噛みついたりだのシーンも昨今CGのカス処理ばかり見て来た私には少々刺激的すぎる具合。んで、何より海の映像がすんごいきれい。が、ゆえそこに潜む恐怖感が、いい感じのコントラスト描いてます。終わり方は、助かったと思ったら実は、、っていう「ディセント」

 

madonasi.hatenablog.com

 

あたりを彷彿とさせる感じだが、幻覚見て、へらへら笑う主人公にはちょっとゾクっとする感じもあって、良かったです。真面目にリアルにサメ映画を作ってみたらこうなった的な作品。監督さんはきっと、赤信号で前後30秒車走ってないのに、ちゃんと止まって見せるザマジメな人なんでしょう。イイと思う!
 
 
 

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大体こういう下りの後には絶望が待ってます

 

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ぬらぁ~ってくる感じがいい感じに気持ち悪くて素敵

 

 
サメ映画まとめ関連記事はこちら

普通にサメ映画見よかなって人向け。クリスマスとか正月とか誕生日に見たらええんちゃいますか

 

 

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「ハミングバード」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

ハミングバード(2012)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

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『ハミングバード』予告編

 

以前特殊部隊を率いていた元軍曹ジョゼフ(ジェイソン・ステイサム)は、戦場で罪を犯したのをきっかけに、心に傷を抱えながらひっそりと暮らしていた。そんなある日、ただ一人打ち解けていた少女が誘拐されてしまい、彼女を救うためロンドンの暗黒街を突き進む。しかし、最悪な結末を迎え怒りを爆発させた彼は、リベンジを胸に誓い……。


見所:ジェイソンステイサムは相変わらず無敵だが、ブルースあふれるストーリーはハードボイルドな極み感。そんな顔するんですねってラストが印象的。

ジェイソンステイサムが、相変わらず、相手がギャングだろうが、大男だろうが、かまわず、ボカスカやるシーンはまぁお馴染みとして、お互い心に傷を負ったもの同士がひかれあう的、修道女のおねーちゃんと恋に落ちるがそれは刹那的もんで、二人はそれぞれの幸せの形を模索してエンディング、、なラブロマンス映画。そうかくとレビュー二行で終わるが、さくさく人殺してるシーンでもピアノベースの切ないメロディが全編印象的。ヒロインのアガタ・ブゼクさんも、個性的なべっぴんさんで見ていて飽きない。いや、それ犯罪やから教育上ええことおまへん、とかありありだが、ハイテンションでぶっちぎるより、こっちのが素敵。マーシーの「アンダルシアに憧れて」、あたりのテイスト満載。ギャングに平穏なぞないのだ!

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あいかわらずめちゃめちゃします

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このシーンきゃわいかった
 

一人暮らしでやさぐれてる20代の時に見ると、自分が何者かと勘違いして夜中のコンビニに出向き、たむろう若者に声をかけ、結果ぼこぼこにされて、ただ怪我をするって経験ができる事間違いなし

 

 

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「シン・ゴジラ」3点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

シン・ゴジラ (2016)

点数:3
3点 値段相応やしまぁええかてラーメンのレベル

 

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『シン・ゴジラ』予告

 

東京湾・羽田沖。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、内閣官房副長官矢口蘭堂は、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか?


見所:結局、大昔からのゴジラファンからすると、最新型には違いないが、「ゴジラ」ではなかったんですよね。んで、石原さとみさんが違和感ありすぎた。

なぜ、今更なのかというと特に理由はないのだが。当時映画館まで見に行って、「おー、背びれからそんな攻撃するかね」とかテンションあがったのは覚えているが、石原さとみさんが、なんつーか役どころにアンマッチ過ぎて、出てくるたびに、「がくっ」となる自分がいて、まるで感情移入できず。政府の右往左往加減とかは見ていて楽しかったのは間違いないのだが、それにしても、ゴジラの無敵感は、なんつーか、ゴジラファンからすると斬新で最新感はあるものの、それは「ゴジラ」の延長線ではなくて、別の怪獣映画とするには、特異性を感じられず、なんとなく腑に落ちないまま終わるのは三回見たけど、印象は変わらなかった。

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市川実日子は、そんな中でも光ってみえた、、のは半分好みの話な気もするのでおいといて、待ってましたの放射能火炎の背中と口からレーザーみたく出す奴は個人的に圧倒的で、その圧倒さの見せ方は、エヴァっぽいなとも思ったが、最終的には違和感であった。ギャレス・エドワーズ監督のゴジラの方が、なんというか「それそれ!」というファン心をくすぐる演出が多々あった。終盤の放射能火炎吐くところで、しっぽの先から光がついて、深く息吸う挙動から吐くシーンは、ファン的にテンションあがりすぎて、映画館で隣のおばさんと握手した記憶がある。つまり、先にそれ見てたので、その期待値を超える事ができなかった感はある。

 

とか言ってるが、そりゃもう構成だ伏線だよくできてはるし、大体の人は楽しめる内容だと思う。あたくしはもう見ないと思うが、、、

 

市川さんが最後の最後でやっと笑うシーンは、ほっとした感が伝わってきてよかった。どっかで読んだ記事で監督の思惑通りだったと思うが、ゴジラは「生物」ではなく、ある圧倒的な「兵器」として描かれていて、それはそれいいのだけど、最後まで妙に異物感だけが残ったわけで。

 

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「哭声/コクソン」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

哭声/コクソン(2017)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

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3/11(土)公開 『哭声/コクソン』予告篇

 

平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く…


見所:後味の悪さが最高。宗教的要素高めなので、それを意識して掘り下げるのか単に楽しむのか。

グエムル」「新感染」といい、ハリウッド映画的、主人公とヒロイン達は無事助かってよかったよかった的ハッピーエンディングにならないのが、この手の韓国映画の主流なんだろうか。いずれにせよ、その後味の悪さがけっこう好きだ。ざっくり構成は三部ぐらいにテイスト別れている気がする。
・サスペンススリラー事件解決モノ
・所轄感染ゾンビ系
・悪魔と対峙する人々達の宗教モノ
 
んで、どういうテイストか、わからないふわっとした世界に放り出された感あるわけだが、そこはそれ、音楽と役者さんの演技と脚本でもって、飽きへんし見てられる。その辺のサメ映画とはわけが違う。とにかく、ラストは多分こういうことやったんかなと、なんとなく推測つくに、不明瞭っちゃあ不明瞭な終わりかただが、國村さんの演技は半端ないし、とりあえず主人公一家は可哀想な気がするし、180分あったがあっという間であった。

 

彼女と同棲して3年、結婚するにもタイミング逃したし、そういやゾンビ映画ばっかり見てて、付き合い始めのように、一緒に選んで映画見るってこともなくなったなぁと思っているマンネリカップルに見ていただいて、余計微妙な間柄になる感じを客観的に楽しめる人向け