キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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帰省とは妙なもんやでしかし。

 

帰省とは妙なもんやでしかし。

実家に帰ると、どこにもない安らいだ気持ちが体を包み、また、昔懐かしい風景に胸打たれ初心に返る、または、感慨深い想いにかられ、「俺も気が付けば歳食ったもんだな」と穏やかな時間を過ごす、、、、


何てことは一ミリもなく。


ただただ、相変わらず落ち着かへん街ダナと、ピリピリして、なんとなく毛逆立ってくる感覚に襲われ、長居するとあらゆる意味でややこしそうなので、大体日帰りで早々に帰るのであった。
考えたら、泊まったんて、8年前ぐらいに亡くなった友人の告別式に出る時が最後かもしれん。
そんなわけで、今回の帰省も数時間で友人と再会しローカル祭りに参加し、まりお流らーめんに後ろ髪をひかれながらドロンするわけだったが。
祭りといっても、屋台は多分20店ぐらい+自治会のおばちゃん達の安い出店10店舗ぐらいというローカルぐらいだが、そんぐらいが、祭り感があっていい。が、今年はテキ屋さん達の圧力か、はたまた、花火と、カラオケやどっかの演歌歌手で使うステージにフォーカスを当てたかったのか、ステージが一番奥となり。昔はセンターにやぐらのようにあって、その周りを盆通りとかして風情があったのに、四角の一角がステージ、動線外に、自治会店舗となり、良心的な自治会店舗に地元民は必ず足を運ぶもので、そうなると、その動線外れたエリアに人が集中し大層混雑するのであった。
色々交錯する想いは感じるものの、設計て難しいもんねとしみじみ。

うちは、奈良の片田舎育ちやし、いち早くどっか出ていかねばとばかり思っていたが、京都市内や近辺だと、わざわざ一人暮らしする意味合いもそういう意味では感じられないやろし、考えに相違も生まれるもんやなと思う。
昔は、自立するのを良しとする傾向があったが、一概にそうでもないもんだなとも思う。
甘えれるものは甘えて武器にすりゃええと思う。そもそも生まれた場所なぞ選べたもんでもあらへんし。


・・・


話変わって、入院してた友人が退院したらしい。よかったな。
15年ぐらい前、ラーメン屋で働いてて車にはねられて運び込まれたのは、まさにその病院で、喫煙室で知り合った主みたいなおっさんに、担当医伝えたら「にいちゃん、そりゃ外れやな、ヤブやであいつ、げらげら」みたいな返しをされて、なんじゃそりゃと思ったが、そういえば未だ左肩は、なんか骨接ぎ部分が盛り上がったママな気がするという思い出深いところだったので、見舞いに一度行ったのであった。
普段、ライブハウスや、その辺でちらっとしか会わない奴と、違う空間で膝突き合わせて話すと面白いもんやで。なんか、知らん、よー話した気するな。


才能とかそういう話はよーわからんが、へー、つって聞いた音源が異様に良かった、なんて奴はとっとと売れてしまえばいいのにと思う。
俺みたいな人間からみても、もちょっとやりようあるやろに、こいつら、と思う人達をちょっと手伝ってみようかPJ第一弾が、ちょっとずつ動いている。


はて、どうなることやろな。