適当過ぎる映画レビュー「スマグラー おまえの未来を運べ 」2点
音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。
が、映画は好きだ。
最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。
基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう
で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味
スマグラー おまえの未来を運べ (2011)
点数:2点
チェーン店の分量失敗したラーメンのレベル
俳優への道をあきらめ、その場しのぎの日銭でしのいでいる砧涼介(妻夫木聡)は、借金返済のため、日給5万円という高額の運送アルバイトをすることに。砧はいそいそと初仕事にかかるものの運送屋とは名ばかりで、その内容は死体などのヤバイ荷物の運搬と処理だった。たった一度のミスすら命取りになる危険な世界に足を踏み入れた砧は……。
見所:高島さんの拷問シーンといいたいところだが、安藤さんのわけわからん動き
正直、中盤飽きてきて最期に「なんじゃそりゃ」という終わり方をするエグめを売りにした日本映画あるあるである。高島さんのクレイジーなヤクザ具合が見どころ感はあるが、なんつーかマンネリ化する。安藤さんの殺し屋「背骨」は素敵。が、ラストの戦闘シーン、突然妖怪化しとるが、あれは笑うとこなのか?んで、原作と違って、やたらに永瀬さんや松雪さんのかっこつけるシーンがあり、いちいち心が折れそうになる。ラスト別れのシーンで、手を振って車のドアを閉めて、エンドロールの音楽開始、明日へ向かって笑顔の妻夫木さんのシーンは、その辺のサメ映画にありがちなカス感で、げろ吐きそうになる事必至。そう、一言でいうとダサいのだ、全体的に。時代性かなぁ。あんだけ拷問あった妻夫木さんがさらっとしてるんも、違和感満載。なぜか永瀬さんとの再会でお涙頂戴感もよくわからん。満島さんはそういう演技なのか、しゃべると大根感が半端なくて、ずっとしゃべらなかったらそこそこ様になってたのにという印象。
気楽に、ちょっとスリリングで有名どころの人が出てる映画見て、日常に安心欲しい人向け