キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

MENU

サウナパーティさんのイベントはサウナ感はなかったが、楽しいイベントであった。

楽しいイベントであったというと、まるで楽しくないイベントというのもあるみたいだが、実際時々ある。

呼ばれたいイベントというのはあるが、呼ばれたくないイベントというのは存在しない。とか。

saunapartyというのはシゲさんサニちゃんというお二人が中心となって、活動している京都の日本語で歌うロックバンドだ。

 


parabola / saunaparty

彼らは音楽に貪欲で、好きなアーティストがいくつかいる。そして、頻繁にそのライブに現れる。そのアーティスト達の中には個人的にさして興味がない方も、もちろん含まれるが、そういうのはおかまいなく、好きなアーティストについて話す彼らはニコニコしていてとても気持ちがいい。

今回のイベントは、冒頭サニちゃんが、なぜこのイベントを開催するに至ったかステージで話し、開催された。いわば開催宣言。

なんか、我々もイベントってずっとやってきてたが、ああいう宣言してイベントを始めることも何回かあったよなぁと思い出していた。すっかりやらなくなったな昨今。

彼女いわくところのイベントの動機としては「呼びたかったし」ってなもんで。


TANAKA OF THE HAMADA(天才芸人肌)にしても我々にしても旬とか流行とかそういうのには、ほど遠いバンドなわけだが、そういうの関係なしに呼んでいただいた。

そういうシンプルな発想って大切よなぁ。

 

・今人気あるし
・どこそこのフェスでてっし
・話題性あるし
・誰それがいいっていうし

 

とかいう他人帰属の価値観を重視するのはメディアのみならず個人にまでいたってしまった昨今、稀有かつ、少なくとも商業主観ありきではない「インディーズ」「インディペンデント」な、フィールドで、そういう感覚は大事に持っていたいと自分に対する戒めとしても思うのであった。

 

会場はいい感じにお客さんで埋まり、キツネの嫁入りは、ピアノが休みに入り、

アコースティックギター・バイオリン・ビブラフォン・ベース・ドラムという編成での初ライブ。

にも関わらず、既存曲のリアレンジ、新曲二曲導入という攻めのセット。失敗もそりゃあったが、挑戦こそがライブ・人生よねぇと思える楽しい夜なのであった。

我々にもう少し力があれば、より貢献できて盛り上がったのだけど。引き続き精進である。


saunapartyのみなさん、ありがとうございました。また、近いうちに

 


キツネの嫁入り 2018.10.20 setlist>
ナロースペース(NEW・仮)
山羊は死刑台に上らない
スイミングマン
同じ顔の行進
狂想
壮大な無関係な人(NEW・仮)
oneday
ループガール

(アンコール)
俯瞰せよ、月曜日

 

Gt.Vo:マドナシ
Vib.Cho;カオリーニョ
Vn:あっこさん
Ba.Cho:サルタン
Dr:カギ

 

 ▼最近のキツネの嫁入りはこちら