キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「吸血怪獣 チュパカブラ(2011)」1点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

吸血怪獣 チュパカブラ(2011)

点数:1
失敗したカップラーメンレベル

 

 

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【ブラジル・ホラー映画祭2014】予告 (チュパカブラ篇)

南米で目撃されるUMA(未確認動物)で、家畜や人間の血を吸うことで知られるチュパカブラの恐怖を、グロテスクなスプラッター作品を得意とするブラジルのロドリゴ・アラガオン監督が描いた。熱帯雨林に囲まれたブラジル南部のある村では、豊かな土地をめぐってシルヴァ家とカルヴァーリョ家の対立が続いていた。ある日、シルヴァ家の家畜たちが血を抜かれたように死んでいるのが見つかり、続けて一家の父ペドロも惨殺される。カルヴァーリョ家の仕業と思いこんだシルヴァ家の男たちは、銃を手に取り血みどろの抗争を始めるが……。


見所:この映画が2014年公開という事実が一番驚愕

ひどい映画ひどい映画とワードを連発しているが、本当にひどい映画というのは、ひたすらに見る者を不快にする。それはストーリー・演出・音楽・キャラクター・すべてにおいて弁解の余地なくひどい映画を指す。本作品は、そのひとつだ。いくつかあげるとしたら


・無駄に長い
・無駄にグロい

 

二時間ぐらいあるわけだが、その9割ぐらいは不快である。対立しあうクレイジーな家族が殺しあうシーンも無駄にグロい。いや、それいらんがなという要素山盛り。そして、半死に状態でもなかなか死なず、それがまたグロい。おや、と思った皆さん、そう。本作品の主役はそうじゃない、「チュパカブラ」という血吸うUMA的化け物である。が、劇中のそれは、緑のタイツに身を包んだコントに出てきそうなおっさんである。そして、上記クレイジー一家達との殺戮に参戦。もちろん肉弾戦。最終的には泥まみれで馬乗りになってどつきあいである。なんか終盤のそのシーンを見ながら、この二時間ぐらい無駄にしてきた時間。その時間で何ができただろうか、とかとか様々な想いが走馬灯のように頭を巡り、遠い目になってその日を終える事になる事必至。確かチュパカブラってUMA的にはこんなんやったよなぁ、全然違うがな。 ロドリゴ・アラガォン監督作品はいくつかしか見ていないが、大体こんなノリだ。きっと普段は家族想いの優しいおじさんなんだろう。南米の殺戮系映画半端ねえ。

 

 

時間を無駄にしたいどころか更に不快な気分に陥って、いつもの日常を輝かしく感じたい人向け