キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「LUCY/ルーシー」5点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

LUCY/ルーシー(2014)

点数:5
うますぎて店長に声かけてまうラーメンのレベルのレベル

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映画『LUCY/ルーシー』予告編

 

マフィアの闇取引に巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、特殊な薬が入った袋を体に埋め込まれ運び屋にされてしまう。しかし、体内で薬が漏れたことで彼女の脳機能は驚異的に覚醒。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)が見守る中さまざまな能力が超人的に目覚める一方、少しずつ人間性が喪失し、自らを制御できなくなっていく。


見所:やたらおもろい

スカーレットヨハンソンといえば、個人的にはエイリアン系なB級ホラーに出てくるべっぴんさんという印象だったが、アベンジャーズあたりからすっかりメジャー感。とりあえず、「弱弱しさを持った、何かを超越した」イメージに合致する人という感想。序盤は、「ひー助けてー!」という感じが覚醒した後とのギャップが半端ない。覚醒する時の映像もリュックベッソンならではな、視覚効果素敵感。彼女の頭ん中と、現実の並走するテンションも素敵。スピードが加速してく空気が、妙に自分の想像だにつく範疇で、そこがある種「想像の共感」とでもいおうか、を想起できてみていて気持ちいい。

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 「てめえら、皆殺しぜよ」感のショット

 

キャストも、適切だった気がする。教授にモーガンフリーマン。違和感なく見れる配役ってそもそも大事よね。原作も何もないのに違和感ってなんやねんという事だが。ストーリー、キャラクターとのマッチだろう、という事にしておく。脳みその使っていないところをフルで使ったら、、という、ある種、大友さんの「AKIRA」の終盤感もあったが、白地の背景になる演出も個人的に好き。終わり方は、賛否あるかもやけど、これ映画館で観たかったなという具合。

 

週末、爽快に映画でもみよかしら、SFぽかったらなおいいよね、ついでに主演かわいかったらなおいいよね、って人向け