キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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昨年は、考え方がスイッチする一年だった。

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別の方に切り替わる方と
単に変わる方。
 
気に入らないんなら変えたらいいし
どうにもならない周りがあるなら、自分からおさらばすればいい。
 
というあたり。
 
口先だけになったら年寄りだと思う。前に進めよ、俺。
 
 
12月のイベントの残処理の兼ね合いでROTH BART BARONの西池さんと長電話をした年末。おかげでとある家庭のサービス切り替えを忘れる。まぁええか。
 
昨年を振り返ってみてもなかなかパンチ効いた人やったな。こんな人いるんやなという出会いは幸せな事だ。つないでくれた岡村詩野さんにも感謝。西池さんは、想いを具体化する事に一切の手を抜かない方で、それはえてして敵を作る場面も少なからずあるのではと辟易してしまうぐらいにアクティブであった。まぁかくいうあたくしも衝突がなかったわけではないが(笑
 
理想の人間関係の一つは、衝突があっても最終的に何かを一緒に作り上げたりできる関係だと思う。衝突するということはお互いに意志があるってなもので、なければぶつかりもしない。逃げてばっかりだと何も始まりすらしない。
 
今後、どんなご縁があるかはわからないが、あれだけ年間通してラインだメールだしてて、年末に「まぁまた面白いことやりましょか」と言える間柄はなかなかいない。貴重な方だ。今度石野真子さんと写真撮らせてください(笑
 
 
前述、岡村詩野さんともたくさん話したな。お互い京都というフィールド、かたやアーティスト・オーガナイズ、かたやメディア・オーガナイズという肩書違いだと平行線たどる話題も多いが、そうでもない時の密度が半端ない。あと、音楽の趣味嗜好が近いわけでもないあたりも興味深い。「何いってんすかぁ」ってやりとりを間に挟みながら延々やりとりしていた一年間な気もする。近いうちにまたサイゼリアMTGで。
 
 
スイッチした考えの一つに、感謝とかそういうものがある。
 
最終的に自分にとって負の要素ですら、それがあったから今があるという点で「感謝すべき」という考えもなくもない。
 
自分にとってしょーもないなーって音楽があったとして、そういうものがあるから今の自分の音楽が際立つのではないか。要は光と影。みたいな考え方はよくわかるが、ただ滅びてしまえばいいものは滅びてしまえばいい、それには違いない。まずいラーメン屋みたいなものだ。
 
それはともかく、改めて様々な人のお世話になって今があるという事を再認識。ずっとじゃなくても掲載してくれたメディア。ずっとじゃなくても応援してくれる人。そして、ずっと応援してくれていて、毎回ライブに来てくれる。あなた。
 
感謝やなー。
 
 
そして何よりバンドメンバー、結局、ディスコミュニケーションや温度差の違いはあれど、最終的に金にもならん、この音楽に付き合ってくれているだけで、バンドメンバーというものは尊い存在なのだと思う。
 
キツネの嫁入りは、今年も流動的な部分込みで音楽を作り続けるだろう。
 
 
スタジオのタイミングがあまりあわないので、一人で曲ばかり作っていたら、オルタナ感満載。
 
変拍子抜きの曲にも挑戦。振り返ると、まー何が起きても私は音楽を作り続けるんであろうなーという年末年始であった。
 
 
皆様、そこかしこで本年もよろしく。