キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「母なる証明」5点

もちょっとで、ボンジュノ監督の新作が日本でも公開されるってので、改めて彼の映画を見直し、、て見たわけだが。なんつーか、エンドといい、カメラワークといい、ひたすらに好みだ。

母なる証明(2009)

点数:5
うますぎて店長に声かけてまうラーメンのレベル

 

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韓国映画 [母なる証明] 予告版

 

早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュン(ウォンビン)と静かに暮らすヘジャ(キム・ヘジャ)。そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かなトジュンが第一容疑者に。事件の解決を急ぐ警察がトジュンを犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、ヘジャは真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとする。


見所:誰かのためを思ってやった事は必ずしも誰かが喜ぶ結果にはならない

多かれ少なかれ、似たような経験、誰でもありそうな件。頼まれたわけでもないのに、誰かを思って、これやったげた方がいいやろなってのが裏目にでたり、結局自分の首だけを絞める結果になるあるある。

母という立場から、息子の冤罪は間違いなく、私が信じなくて誰が信じるのかと息子の無罪前提で、奔走する母。ラストのバス中シーンからの引きの踊る母の絵はとてつもなく自分の中に焼きつくシーンであった。

正直者はバカを見るし、うまく立ち回れる奴がだいたい美味しい思いをするのは事実だ。

そんなことはわかってるが、わかっててもやらなければならない、やってしまう事、瞬間があるってなもんで。

 

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しょうもないアイドルやグラビアアイドルのままごとみたいな邦画に飽きた人向け