キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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MEG ザ・モンスター公開に先立ち。これは見とけサメ映画7選~適当編~

日本全国のサメ映画ファンが待ち望んだ「MEG ザ・モンスター」の2018年9月公開に先立ち改めてサメ映画見直そうという半分自分のためのログ。

MEGってのは、あらゆる映画で無敵すぎるクールなあんちゃん役でお馴染みの「ジェイソンステイサム」主演の巨大ザメ映画。ステイサムさんなんてメジャーな方が主演。。。遂にサメ映画の時代来たな、、いや、ちょっと待て数年前からスデに来てたんちゃうけ?

という事で、前回、「マジメ編」を書いた結果、大して反響もなかったので性懲りもなく「適当編」を書いてみる。

 

 

メガ・シャークVSグレート・タイタン(2015年)

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『メガ・シャークvsグレート・タイタン』予告編

<あらすじ>
メガ・シャークの襲撃から1年後。世界は経済危機に陥り、国際情勢の緊張は高まるばかりだった。そんな中、大西洋沖で不法採掘をするロシアの漁船が、巨大なサメを引き上げる。そのサメは、倒したはずのメガ・シャークの卵から再生された新メガ・シャークだったのだ。一方、ウクライナでは旧ソ連が発明した巨人型兵器・コロッサスが目覚めようとしていた。世界は、今まさに未曾有の危機を迎えようとしていた…。

見どころ:ファミコンでも見ている感覚に陥るカスCG

<REVIEW>
大人気メガシャークシリーズの第四弾、タコと戦ったりデカいワニ、はたまた、メカシャークと戦ったり、どこまでいくんかなと思ってたら、まさかのはやりに流されてなのか「巨人」とサメが戦います。この手の映画にありがちな「冷戦」「軍が秘密裏に開発」といったバズワードを駆使した無茶な設定、とりあえず核もきかへん、レーザーもだす、よーわからん巨人が目覚めて、これまた、なんでかよーわからんが、サメと戦います。疑問ばかりが頭をよぎっているうちに常人の理解を超えた展開で話は進み、眠気が襲ってきたころ終わります。冷戦下の時代のものにしちゃ、よーできてますよね、、コロッサスくん。

パッケージの臨場感に騙されてみたい人向け


■ビーチシャーク(2012年)

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ビーチ・シャーク(字幕版)予告

<あらすじ>
水陸両用サメが人々を襲うパニックムービー。静かな島・ホワイトサンドのビーチでパーティーを開催していた若者のひとりがサメに食いちぎられるという事件が発生する。しかし、現場は海中ではなく満潮のラインをはるかに上回る陸地だった。

見どころ:安定のビキニのねーちゃん食われる 

<REVIEW>
砂の中を泳ぐサメです。そんなんいません。ありがちな田舎の街をフェスやって盛り上げようぜ的金もうけ的発想の市長チームと、サメ被害を鑑みて反対派とのせめぎあいの中、なぜか進化して(進化なのか?)砂の中を泳ぐサメが集まった人々を襲いまくり。とりあえず千人規模という設定のDJイベントというわりには客ガラガラやし。CGはザルやし大体ねーちゃんは無駄にビキニという、サメ映画の典型は抑えているそういう意味オーソドックスな映画でもある。にしても、砂の中泳ぐって便利でいいですね。

もはや、サメである必要性などないと言い切れる斬新なサメ映画にトライしてみたい人向け

シャークネード エクストリーム・ミッション (2015年)

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シリーズ第3弾「シャークネード エクストリーム・ミッション」日本版予告編

<あらすじ>
三たび現れたシャークネードが、首都ワシントンに襲い掛かる。ホワイトハウスは崩落し、ワシントンは壊滅。その猛威はさらに勢いを増し、大西洋沿岸を包囲する。一方、フィンの妻エイプリルたちが訪れていたユニバーサル・スタジオ・フロリダにも大量のサメが押し寄せ、園内は地獄絵図と化していた。なんとかエイプリルの元に駆け付けたフィンだったが、かつてない最大級のシャークネードに呆然とする…。

見どころ:最初の方のマシンガンを両手にもちすべりながら迫りくるサメを撃ちまくるシーンが、一回こういうシーンとってみたかってん!という想いだけが伝わってきます。

<REVIEW>
大竜巻にサメが巻き込まれて、そんまま人や街を襲ってくるという、全然意味わからん設定の映画第三弾。一作目で知名度をあげた感あり五作目まで出ているが、個人的にはこの三作目が一番好きだ。最終的に宇宙までシャークネードが襲ってくるという全然わけわからん展開。かつ食われたサメの腹の中で出産したり、サメの腹の中で大気圏突入したりと機動戦士ガンダムもびっくりである。サメの皮ってそんな分厚いんすか。とはいえ、まだまだ続くぜという安定の終わり方は思わずスタンディングオベーションものである。

やったもん勝ちという言葉の意味を問いたい人向け


■アイスジョーズ(2014年)

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アイス・ジョーズ

<あらすじ>
スプリング・シーズンを迎えたマンモス・マウンテンでスキー客が次々と失踪。山に伝わる伝説の怪物、スカッカムの仕業なのか?惨劇は続き、ついに姿を現したモンスター。それは雪の中を猛スピードで泳ぎ、地上の獲物に喰らいつく獰猛な人喰いザメ“スノー・シャーク”だった。神出鬼没のハンターに襲われ、大パニックに陥るスキー場。保安官のアダムや海兵隊員のウェイドは決死の戦いを挑むが、不死身の化物を倒す手段はない――。

見どころ:雪山だろうがビキニのねーちゃんはでてきます。

<REVIEW>
雪山の守り神の祠が破壊されて、山も守り神的サメが襲ってくる。だが、しかし雪山だろうが、無理やりスパを設けてビキニのねーちゃんを配置する徹底ぶり。よーわかってはる。一応設定としては造形がサメなだけで、守り神=サメという設定。しかし妙にシリアスにされても、内容はつっこみどころ満載で、どんな感情で見たらいいのか複雑すぎて、途中から眠たくなる。


この発想はなかったな、が、そもそも必要なのかという常識への懐疑的なモチベーションの人向け


■ファイブヘッドジョーズ(2018年)

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ファイブヘッド・ジョーズ予告

<あらすじ>
プエルトルコのパロミノス島。突如地元警察に人間が鮫に襲われたという通報が入る。スターリング警部が現場に駆け付けると、誰も乗っていないクルーザーには、血痕とカメラだけが残されていた。そして、カメラに残された写真を見ると、そこには頭が4つある鮫が写っていた。スターリングは海洋学者のヨーに協力を仰ぎ、研究意欲を掻き立てられたヨーは元同僚のレッドと鮫を捕まえるために海へと向かうのだった…。

見どころ:つまり五人同時にかみつけるということです。 

<REVIEW>
ダブルヘッドジョーズ、トリプルヘッドジョーズときて、遂にファイブヘッドである。厳密にはトリプルヘッドジョーズの終盤で6つぐらいになってた気もするが。登場人物の演技力の無さにフォーカスをあてたトリプルヘッドジョーズのが、面白いかもしれない。いずれにせよ、設定だけで出落ちなので、一度登場すると、そっから見るところがなくなります。

 

五番目の頭がどこに増えるか興味ある人向けって人向け

 

■ゴーストシャーク(2014年)

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【予告編】『ゴーストシャーク』――サメ+オバケ=超凶暴オバケザメ

<あらすじ>
ある夜、ボートで釣りを楽しんでいた一行の竿に掛かったのは巨大なサメだった。しかし、恐怖のあまりサメを撃ち殺してしまった彼らを、復讐のため蘇ったサメが襲う―!!神出鬼没の人喰いモンスター!“ゴースト化”した謎の巨大サメが、街のあらゆる場所で人間を襲う!!!

 見どころ:水たまりだろうが風呂だろうが襲われます。

<REVIEW>
ゴースト化したサメ。んで、水があれば、そこから襲ってくるというとんでもない設定。風呂から蛇口からホースから襲ってくる。もはや、サメである必要はゼロ。あげくは、飲み物から襲ってくるってぇ、恐怖。ちなみにゴーストなんで、足がないということはないが、透けてます。とりあえずサメの怒りを鎮めるためにあれやこれや試行錯誤。いやー、サメだろうと誰でも怒らせると怖いもんですね。

 

命の大切さをサメベースで考えて見たい人向け

 

 

シャークトパスVSプテラクーダ(2015年)

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トンデモ生物たちが激闘を繰り広げる!映画『シャークトパス VS プテラクーダ』予告編

<あらすじ>
B級映画の帝王と称されるロジャー・コーマンが製作を務め、人食いザメと巨大なタコを交配させた“シャークトパス”の恐怖を描くパニックアクションの第2弾。生物兵器シャークトパスを作り出したアメリカ海軍が古代翼竜プテラノドンとバラクーダの合体生物“プテラクーダ”を開発。2体のモンスターが人間を巻き込み死闘を繰り広げるさまを映し出す

みどころ:タコと合体したからといって地上歩けるっていうよくわからないロジック 

<REVIEW>
合体シリーズというのは、子供の頃一度は夢見るものである。かくいう自分もヘビと鳥が合体したらえらいことやなとか妄想したもんで、そんなんの一つが神話のキメラとかそーいうなんだろうか。いや、それはともかく、一作目で適当なCGとざくざく人が死んでいく雑な映画で話題を博したシャークトパスシリーズ最新作は、プテラノドンとバラクーダの合体生物と戦います。なんで戦うんかももはや、よくわからないが、とりあえず間延びした時間と緊張感のないテンションの中ストーリーはなんとなく進んでいっぱい人死にます。大体時間切れして、これまでの苦戦が嘘のようにさくっと終わります。あえて言おう、なんじゃそりゃ。

 

童心に帰って、あぁ子供の頃は明日の仕事や責任と考えなくて良かったけど、かといって毎日楽しいだけやなかったよなぁとしみじみして見たい人向け

 

 

マジメ編に引き続き、「適当編7選」。シリーズで適当なサメ映画が多いがその中でもこれは、ひでぇという作品ピックアップ。大体シリーズ化するとだんだんひどくなるよね。

 

そんな中シャークネードシリーズは、5までいき、次作では、遂に時空を行き来するとかなんとか、世界は荒廃して、嫁はサイボーグ化したり、ぐちゃぐちゃな展開だが、どこまでいくのか。主演が、ビバリーヒルズ青春白書シリーズのスティーブでお馴染み、イアン・ジーリングってのは、何回みても切ない想いにかられる。あんた、ビバリー~の頃、まさかこんな映画で主演はるとは思ってなかったよな、、的な。一体どんな心境なんだろうか。

 

 

 

マジメ編はこちら

madonasi.hatenablog.com