キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「都市伝説:長身の怪人」1点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

都市伝説:長身の怪人 (2015)

点数:1
失敗したカップラーメンレベル

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「都市伝説:長身の怪人」予告

 

ニュースのネタを探すために、いろいろな町に足を運ぶ記者のサラとカメラマンのマイロは、銀行に差し押さえられた田舎町の家で1本のビデオテープを発見する。そこには黒いスーツ姿の男と、謎の記号が映り込んでいた。やがて彼らは、以前その家に住んでいた家族を見つけるが、見張られていることに気が付き……。


見所:
長身の怪人と言ってもほどほどのでかさです。ジャイアント馬場の方がでかそう

全世界的にあるだろう都市伝説の映像化。たぶん、その長身の影に出会ってしまったら、最終的には猟奇的な精神状態に陥って周りの人に襲い掛かってしまうという類。あぁ恐ろしい。主人公のカメラマンが持つビデオ越しにしか映らない彼。知らないうちに手や首元に「来たぜ」って焼き印がつけられる、あぁ恐ろしい。あれ、映ったんちゃう?映ったんちゃう?とか言ってるうちになんとなく全滅します。

 

うーん、モチーフはよかったんけど。この手のやつ、とりあえず、まだまだ続くぜ!的な終わり方にしとけばいいという制作側の適当感がどうかと思う。とりあえず、グロテスクさ無!緊張感時々!お色気無!という具合で、おすすめしません。

 

ほどほどの緊張感とほどほどの想像力を駆り立てる適当な映画を満喫したい人向け

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「エビデンス -全滅- 」2点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

エビデンス -全滅- (2014)

点数:2
チェーン店の分量失敗したラーメンレベル

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映画『エビデンス -全滅-』予告編

 

ラスベガスへ向かう途中の長距離バスがLA郊外の砂漠で事故に遭い、立ち往生した末、乗客たちが巨大バーナーを手にした殺人鬼によって残忍に殺されてしまう。事件の捜査に当たる2人の刑事は、被害者たちが撮影した現場の証拠映像を詳細に分析し、事件の真相へと迫っていくが…。「THE 4TH KIND フォース・カインド」のオラトゥンデ・オスンサンミ監督が、警察の映像科学捜査とファウンドフッテージ・スタイルを融合させて描く戦慄のホラー・サスペンス・ミステリー。出演はスティーヴン・モイヤー、ラダ・ミッチェル


見所:金掛かっててクオリティ高い感じが逆にイラっとする

要は、なんてことないB級映画なんだが、妙にカット割りだ役者さんがクオリティ高い感を出してくる。アメリカの金かかったTVドラマ感というのが適切な気する。それなりに、ドンデン返しが待っているようだが、なんか説得力ないし、結局のところ、なぜそこまでの犯行に犯人が至ったのかよくわからない。終わり方も「まぁそうよね」というぐらい。POVの感じは割とええねんけどなー。これだったらエイリアンだ、化け物だが出てきてぐちゃぐちゃにしてくれた方が面白かった気がする。それにしても妙にシリアス感出してくる女性捜査官が妙に滑稽だった。まぁつまり面白くなったという事がいいたい。

なにかを中途半端にやるぐらいならやらないほうがええよねという感じ

 

 

 

 

10年前友人が亡くなった。

 

 

悲しい事も楽しい事も、時折、昨日の事のように思い出せるぐらい焼きついた記憶というものがある。

 

ちょうどアバンギルドで、キツネの嫁入りのライブ本番直前にその訃報メールが来た。ライブは、Djamraさんの企画でメキシコのプログレバンド「アロンソ」との共演で異様に盛り上がった。

彼女と最後に会ったのはある大学の精神科(たぶん)、面会時間も限定され、厳重な二重扉の向こうでだった。何を話したかあまり覚えていない。とりとめもないことだった。

その頃、一週間に一回は死についての電話が夜中や日中突然かかってきていた。いつもすぐ出るようにした。出れなくても折り返す。毎回同じような内容の話。

当時、WEB制作会社にいた私は、基本終電、土日出社ありという状況で随分追い詰められていたように思う。

そんな中、ある日の電話。限界だった私は、いつもと違う邪険なやりとりをしてしまった。

 

落胆する声、失望する言葉。


それから電話の回数は減っていった。相変わらず忙殺されていた私は、文字通り色んなものを押し殺していった、自分の手で。


そんなある日、そのメールは来たのだった。


後にも先にも、「誰かに」伝えようと歌ったのは、あの日が最後だったと思う。

 

翌日会社を残業から切り上げ電車でお通夜に向かった、奈良についたのは22時
関係者はみんないなくなりお父さんと旦那さんだけ待っていてくれた。傷のついた顔を見てから、どれぐらい涙が出たか覚えがない。とりあえず、あんなに泣いたのもこれまで経験がないことだった。

翌日のお葬式でも、その状態だったが、その時、3歳のお子さんと初めて会ったのだった。

 

きっとわからんよなぁ、お母さん、もう会われへんねんで。


きょとんとしてたっけ。


そんな彼だが、先日の1年ぶり10回目のお墓参りの時、出会った彼は野球少年で、プレステを欲しがるよくいる少年だった。


おじさんの手料理を食べておばさんと談笑して、もう90にもなるけどしっかりしたおばあさんと少し話して、裏山のお墓参りをして、coccoを聞きながら帰る。

そういや、coccoって一年通してこの日しか聞かなくなった。

彼女が好きやったなぁ。


誰かが死のうとしてたら止めるし、生きてないと、悲しいも嬉しいもないぜと思うが。

 
「自分の思い通りの人生」の一つに死がある事をこの日、初めて知った。

 


あの時、あの電話で、もう少し違う言い方ができたんじゃないだろうか。

毎年、思い出す後悔。

 

ご冥福をお祈りするよ。

どうか、そっちでは笑顔でありますように。

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「バレット・オブ・ラヴ」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

バレット・オブ・ラブ(2014)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

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『バレット・オブ・ラブ』予告編

 

異国の地で運命の女性に出会い、純愛と暴力の狭間で苦悩する青年に降りかかる困難が、せつなくもスリリングに描かれる、バイオレンス・ラブサスペンス。死の間際に母から告げられた通り、チャーリーはルーマニアへ旅立つことに。機内で隣の席にいたヴィクトルという男性が急死したことから、チャーリーは彼の娘であるチェロ奏者のガブリエラとルーマニアで出会い一目惚れ。ところがガブリエラはギャングのボスであるナイジェルと結婚していて…。


見所:映像と音楽と役者さんが素敵。つまり面白かった。

後々調べてみたらラブバイオレンスとかそういうコピーがついてて、このコピー経由だったら絶対見なかったなとたまたまつけてやってたCATVに感謝。中盤まで映像とカット割り音楽と、なんとなく異国の地でテンションあがってキャラにもないことやってまうよねぇとか共感できる空気感を楽しんでいるうちにストーリーが進んでて、それっていうのは、まぁギャングの嫁はんに恋して運命を感じてしまった旅中の主人公。せやけど、相手はギャングやで、しょうもない理由で旅先で仲良くなった友人もギャングの被害に。どーすんねん、どーすんねん!まぁどうにかなるよね!というハッピーな映画でした。と、かくとスッカスカのカス映画かのようだが、まぁギャングのエグさ加減とか、スローの効果的な使い方、ブラックなジョークに目が離せなくなって気が付けば最後まで見てしまった類。なんとなくですがバンドマン好きそう。なんせロマンチックやし。それにしても主演の彼はトランスフォーマーシリーズでも見かけていたが、しょぼいけどやる時はやるぜの美女ゲット役ハマるよね。おじさんとしては終わり方にそっから君ら人生大丈夫かとか心配になりましたが、まぁいいとしよう。

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いっかつ~

 

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めっちゃ可愛い設定だが、全然好みじゃなくて感情移入ゼロ

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情けな顔が素敵

 

ロマンチック~な具合が、クリスマスに王将行って、なんとなくコンビニのケーキ買って一人で家でため息つきながら過ごす時に見ると思い切って街でナンパとかしたくなる事必至の映画。ナンパ成功した人は教えてください。

 

 

 

 

適当過ぎる映画レビュー「オープン・グレイブ」4点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

オープン・グレイブ(2014)

点数:4
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル

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『オープン・グレイヴ-感染-』予告編

 

男(シャールト・コプリー)は死体が山積みの穴の中で目覚めるが、記憶を消失し自分の名前も覚えていなかった。彼はアジア系女性(ジョシー・ホー)が投げてくれたロープのおかげで命拾いするものの、目の前にはただ森があるのみ。ようやく彼が明かりのついた家を見つけると、中には先ほどのアジア人女性と男性3人、女性1人がいた。


見所:もやもやがもやもやするが結果的に面白かった気がする

※公開後、誤って削除したため公開当時と内容に齟齬あり

とりあえず、いわゆる世界終末系で伏線はりまくりの、最終的にぎりぎり回収して終わる映画。この手の映画としては、大体「まだまだ終わらねえぜ!」か「そして振り出しに戻る」とかって具合だが。一応のオチつけてくれる。が、まだまだ終わらねえには違いない。というとネガティブだが、どうするんかなコレ感で終盤まで割りと楽しめます。オチについては、おいおいおいという意見多数もよく聞きますが、アタクシはまぁ好きですな。登場人物の顔をほとんど思い出せないあたりをふまえても、その感想というあたり脚本がよかったのかしら。

 

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死体ばっかしやーん

ウォーキングデッドとかを期待してみるとちょっと違うと思いますが。まぁ感染もので発端をある程度明確にしてるのも珍しいので、ロジカルシンキングな人向けかもしれまへん

 

 

 

 

だいたい周りの雑音と二枚舌が敵。

写真は二度と見る事のない景色

 

こないだ、友人と話していて、バンドの話になり、例のごとく

 

「なぜ俺たち、こんな人気ないんや」
「ないことないやん」
「いや、あらへん」
「イベントずっと成功させてるやん」
「あんなもん必死の末や」
「でも、続いている京都のイベントて、皆んなそやろうに」
「どこそこの若者はほっといても人はいるやん」
「そんなん10歳も下の子らと比べてもしゃあないがな」
「いや、まぁそうやろけど」

 

という繰り返す話をしていた。

なんとなく納得したのだが、やはり、そんな事いっても、お客や、評価する側は、年齢や活動年数でハンデ見て判断するわけでもなく。、やはり、それは、いいライブやいい音楽と同じで、「この瞬間」がすべてだと思う。というわけで、もうちょっとあがけよ、俺。


と、まぁとりとめない夜だったが、とりとめない夜ほど貴重なものはないよねとも思う。イージーに話すにも、そこで違う考えのディスカッションをするには、ある種の信頼関係がないと

 

「お前に言われたあらへん」

 

となってしまう。音楽やるやつは、その音楽が。デザインするやつは、そのデザインが。コピーかくやつはそのコピーが。信頼にたるものがないと関係性は成立しない。

アウトプットして生きていく人間は、そこが一番重要だ。

といって、良しあしは好みなんだろうが。


成功と敗北。


いくつかは成功して、いくつかは失敗した。
悔しいな。


この等身大から抜け出すために、今日も洗濯して掃除して飯作って、音楽を作る。

 

 

適当過ぎる映画レビュー「アントマン 」2点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

アントマン(2015)

点数:2
チェーン店の分量失敗したラーメンレベル

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映画『アントマン』予告編

 

仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。


見所:映像すごーい

 たまたま、よくわからないまま見る機会があったのだが。とりあえず、ありサイズになって、日常生活から、ヒーロー的に活躍するに至るまで映像がすんごい。おおー、よーできてんなぁ。おおー、そんな見せ方あるかね。とかとか思いながらみてたら、終わってしまい、内容がほとんど頭に残ってねえ。とりあえず、まだまだ続くぜ感でハッピーに終わったのは覚えている。が、映像はすんごかったので、見てて楽しい気もする。中身は全く覚えていないが。

 

付き合って間もない彼女とポップコーンとか食べながら、この後、どうやってディナーからのベッドインするか考えながら見たりするといいと思う