腱鞘炎との闘い。
今年の春先、突然左手親指付近に激痛が走った。その後、徐々に可動域が狭くなる感覚。
なんじゃ、これ。
まぁ飯食って寝てたら
大体治るだろうという信条に従っていたが全然治らん。その間にもライブが普通にあってリハがあって、ギターで左手酷使しまくり。ついでに仕事でキーボード打多。
ってので、しばらく放っていたが痛みは増す一方なので、病院に行ってみた。
近所で評判の接骨院。レントゲンとって、痛みの発生する動きを確認
「あー、腱鞘炎ですね」
ここから、人生初の腱鞘炎との闘いが始まる。
「とりあえず二週間ぐらい様子みましょか」
といって、出された青のキャップの塗り薬。
塗ってみると、確かにマシになる気がする。
ほー。こんなんあるんや
というあたりで、時折塗るも、、、
これ根本的解決にまるでつながってへんよな。
という事でネットやその手の本から情報収集。
で、腱鞘炎がなぜ起きるかってと結局神経の摩擦によるものとか。
ってので、施策その①ツボ押しマッサージ
、、、ちょっとマシな気するー
んで、二週間後の再通院。
「どうですかー」
「あんま、変わらないっすね、あ、ちょっと調べてみたツボ押しが、ちょっと効きましたわ。」
「、、、いや、それ東洋医学やし我々の治療とはちょっと違うんですわ」
イラっとした模様の先生。
「はぁ、そっすか、ほな、どしたらいいっすかね」
「とりあえず、なるべく使わずに安静にしてください」
「いや、そりゃ、そーやろけどさ。」
というあたりで、ドロン。
要は使うなという先生。ごもっとも。が、普通に生活してて左手親指使いますやん。ギターはともかく。というわけで、すっかり決裂して帰った私は、はて、どうしたものかとネットだ、その手の本から得た知識をもって下記に結論づき実践することに。
- 固定してとりあえず使わない
- どうしても使う時は痛み止めで一時的に回避
- 一日に数回、入浴時などにマッサージ
- 痛くない範囲で可動域をちょっとずつ増やしていく
そもそも腱鞘炎ってなんやねん、という話ですが。
一言でいうと、
〝手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態”
のようです。詳しくは下記
①固定してとりあえず使わない
これが難しい。左手親指って無意識に日常生活で使用しまくり。
「衣類を脱ぐ・着る」「洗濯物干す・畳む」「皿洗う」とかから始まり、「ポケットから財布を出す」「財布から小銭を探す」「かがんで鞄を持ち上げる」などなど。ので、強制的に〝使えなくしてしまえばいい”わけで。テーピングをして左手親指を封印してしまう。テーピングの巻き方を色々あるようだが、こちらを参考にしました。
②どうしても使う時は痛み止めで一時的に回避
個人的に〝どうしても使う時”というのは主にライブの時で、ああいう時って妙なアドレナリンが出るらしく最中は痛み忘れてて、終わってから激痛が出るパターン。なので、そういう時は、前述の薬なり、注射しておくのが得策かと。
③一日に数回、入浴時などにマッサージ
これがけっこうポイント。腱鞘炎の原因をふまえてのこの手のマッサージ↓バターナイフつかえと書いてますが、要は同等のマッサージができればOKかと。私は指でやってましたな。
肘の表と裏を30回ずつとかが目安。これがずいぶん効力あった気がする。暇さえあればやるって癖づけとくとええかかも。よく会議中にテーブル下でやってましたな。
④痛くない範囲で可動域をちょっとずつ増やしていく
全く使わないままだと、そのまま改善されないようなので、ちょっとずつ慣らしていくのも重要なようで。痛くなる手前ぐらいまで、親指をぐるぐる回したりして可動域を増やしていくのも効果的かと。
4月頃から独自治療をはじめ、7月末には今まで通り使えるように回復した。なんとなく再発する事もあろうかと思うので、自分向け備忘録にこのブログを書いておこうと思う。個人差・他のやり方もあるかと思いますが。どなたかの参考になれば、それはそれでええなぁとも思う。
現在の気持ちとしてはこんな感じである↓
以上、じゃかじゃん。