適当過ぎる映画レビュー「闇金ウシジマくん 」2点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

闇金ウシジマくん（2012）

点数：2点
チェーン店の分量失敗したラーメン のレベル

映画『闇金ウシジマくん』予告編

ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋（山田孝之）の容赦ない取り立てに追われる未來（大島優子）。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純（林遣都）は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐（ふくしゅう）を決意する。

見所：山田孝之氏の感情ロストなお顔

ウシジマ君役は、最適というかイメージまんまやがな、そんな人よくおったなと、初めて見た時は衝撃をうけた。の、山田孝之さん、と事務所メンバーは素敵なキャスティング。借金にはまっていく人たちも、名前こそ知らないが、いい感じの役者さんが多いが、ヒロインの大島さんは、なんというか最初から最後まで、ふわっとしててまったく感情移入はできへんし、なんつーか無の存在だった。ホスト純も、もっと全然いけてへん、どうしようもない人がよかったなー。ラストが原作に忠実やったが、こちらも感情移入できず、ふーんという感じ。ドラマ版に出てくる、片瀬さんが出てくるが、別にいらんかったようにも思う。が、肉蝮役は最強、フィットしすぎや。が、まぁしょうがないんやろうけどドラマ版同様に、原作のどろっとしたテイストがなくて終始見やすい、流しやすい内容。うーん、対象の間口を広げるためにはしょうがないんやろけど、それにしてもさらっとしすぎ。

なんやろ、お茶の間で見る適度にスリリングなサスペンスなんかな。