適当過ぎる映画レビュー「ゾンビランド」4点
音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。
が、映画は好きだ。
最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。
基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう
で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味
ゾンビランド(2011)
点数:4点
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル
人類の大半が人食いゾンビと化した世界で、引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ゾンビの世界で生き残るためのルールを作り、それを実践して生き延びてきた。故郷へ向かう旅の途中、屈強な男タラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会い、ゾンビがいないとうわさされる遊園地を目指してサバイバルの旅を続ける。
見所:べたの極み。だが、しかし、それがまた素敵
めっちゃ強いおっさんとショボイおたくと、イケイケねーちゃんとその妹。ゾンビ蔓延が普通となった世界でバッタバッタ悲しいも嬉しいもなくゾンビを倒しながら駆け抜けるロードムービー的。ショボイおたくあんちゃんの目線で彼のルールを基調に進む展開は、終わってみると何が解決されたわけでもなく世界はゾンビにまみれているが、彼目線では、成長や変化があり、スカっとしたエンディングを迎え、世界は変わってないが、自分が変わる事で、いくらでも、この目の前の現実は変えれるではないかという、なんとなくハッピーな終わり方をする。テンポ感といいノリのよさといい、「ザ・アメリカ」というテイストは、ある種、完成度の高い映画と言える気がする。カップルとかで見たらええんかな。ゾンビ映画の事はあまり知らないが、この辺の時代のゾンビ映画から、それまでの絶望的な未来とかと違ってバラエティ豊富な方向性に向かっていったようにも思う。
所轄ヒーローものや、恋愛映画ではないが、わかりやすーいエンタメを満喫してみたい人向け