キツネの嫁入りマドナシのブログ「まずいラーメン屋は滅びてしまえ」

キツネの嫁入りというバンドを主催する、京都にたまたま住んでいるマドナシという人間の日記と、レビューと。

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適当過ぎる映画レビュー「セル」2点

音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。

が、映画は好きだ。

最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。

基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう

で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味

 

セル (2016)

点数:2
チェーン店の分量失敗したラーメンレベル

 

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離れて暮らす妻と息子に空港から電話をしていた作家のクレイ(ジョン・キューザック)だったが、携帯の電池が切れてしまう。すると、周囲で携帯電話を使用していた人々が突如凶暴化し他人を襲い始め、空港は大混乱に陥る。辛くも地下鉄へ逃げ込んだクレイは、車掌トム(サミュエル・L・ジャクソン)、少女アリス(イザベル・ファーマン)と協力し、暴徒の襲撃をかわしながら妻と息子のもとへ向かう。


セル - 映画予告編 スティーヴン・キング脚本


見所:冒頭30分はまぁまぁ面白い

ティーブンキングといえば、原作のファンとして「IT」のオチの衝撃さっちゃあなかったが、今回の作品もたいがいである。風呂敷を広げるだけ広げて一切回収せず、なんとなく、何も解決せずに終わる。とりあえず、それまでの演出や役者さんの頑張りでなんとなく楽しめて、ストーリーよーわからんけど、まぁええかって、そりゃあらへんがな。途中で全員の夢に同じ奴が登場、それって、俺書いてる漫画のキャラクターやん!とか伏線はりまくって、なんとなく最後に登場するだけで終わる。まさか夢オチってハイスクール奇面組やあらへんしと無駄にドキドキした。一応裏設定としては、セル(=携帯)の中では凶暴化してしまう人々(ネットでの発言)、それがないと知性すらなくなってしまう人々、といった警鐘に近いメッセージがあるような気がしないでもないが、とりあえず、なんじゃそりゃという終わり方をする以上、カス映画でしかあらへん。映画という作品である以上、起承転結は欲しい派のあたくしでした。ものによるけど。半ばゾンビのようになって凶暴化する人々にはエキストラで参加してみたかったです。

 

冒頭30分を楽しみたい人向け