適当過ぎる映画レビュー「グリーンインフェルノ」4点
音楽はどっちかってと気に入らないものが多いので「音楽」というくくりになると、広義的すぎて好きと言い切れない自分がいる。
が、映画は好きだ。
最近の悪趣味なコメディか何かよくわからないnews番組や規制と世論を気にし過ぎた結果、まるで面白くないエンタメ番組を見るよりは随分楽しい。
基本、ゾンビ・サメ映画を主食としているが、ふとCATVつけて映画やってたらなんでもいいから見てしまう
で、考えたらけっこうな数見てる気するので備忘録的に残しておこうと思った次第。適当にここに一言REVIEW。大体敬称略。大概ネタバレ気味
グリーンインフェルノ(2013)
点数:4点
誰かにすすめたくなるラーメンのレベル
イーライ・ロス監督カニバル・ホラー『グリーン・インフェルノ』 日本版予告編
不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に訴えるため、学生たちの活動家から成るグループは現地に赴く。その後、彼らの度を越した行動が目に余ったため全員強制送還されることになるが、その途中で搭乗機がエンジントラブルを起こしてしまう。熱帯雨林に墜落した飛行機の生存者たちは救助を求めるが、彼らを待ち受けていたのは食人族だった。
見所:友達が目の前で食われたり、飯だと思って食ってたら友達だったりします
「世界の遠い果てにいるほかの人達を助けたいという、善意から出たことだ」とロスは言う。「でも、結局のところ、単なる自己満足だったんだ」(イーライ・ロス監督)
というのは、オフィシャルサイトより、ですが。まさにそう。他所んとこには他所の事情があるし、そこに口出す前に、お前ら学業専念しろや。おかんにたっかい金出してもーてるんやろが。どうせ、一年もすれば忘れてんねやろに、当事者からしたら一時の気まぐれで自己満足から親切心出されてもノーフューチャーだっての。
--------------オフィシャルサイトより
というテーマは裏にありそうだが、とりあえず描写としては、「わーい、ごちそうきた~」てな具合で、遭難したあげく、食われまくる主人公たち。劇中一番ショッキングなやつをしょっぱなで見せるのが監督っぽいなぁと思う。見てる側は、まだこれ以上あるんちゃうか、、とヒヤヒヤしながら見てたら、まぁそこまでではない感じで終わります。虫に食われるとかのシーンも素敵でしたが。あと、外の檻ン中にぶちこまれてて、よくあるパンデミック映画ではスルーされがちな、「トイレ問題」も途中で出てきて、リアル感あり。あ、映画ブラインドネスのトイレシーンも素敵でしたが。
--------------オフィシャルサイトより
撮影では実際に現地の原住民さん達を起用したそうだが、なんつーか、無邪気に人肉をむさぼる様子や、その1シーンだけみたら、~アマゾンに住む原住民の生活~的、ドキュメントに見えなくもない自然さが見ていて楽しい。4点なのは、個人的にもっとグロの極みみたいで、まったく救われない終わり方でもよかったなーと思ったためである。
豚を調理するみたいに友達がさばかれて、煮たり焼いたりされて食われていく様は、ごはん食べながら見ると臨場感あって素敵です。